HACPPコーディネーターとは何か

食品衛生法の改正で、飲食店もHACCPの義務化が行われます。


そのHACCP導入を手助けするHACCPコーディネーターという資格があります。


これはどんな資格でしょうか。また、他のHACCPの資格とは違うのか、分かりやすく説明します。

1.HACCPのコンサルタントに関する資格は、実はたくさんある

HACCPコーディネーターや、HACCPコンサルタント、HACCPアドバイザーなど、HACCPのコンサルタントに関する資格はいろいろあります。名前はいろいろ違っており、これらは、すべて民間資格となります。HACCPや食品衛生に関する団体が設けている資格がほとんどで、研修等によって、HACCPの知識を修得し、コンサルタント資格として設けているようです。


HACCPに取り組もうとする行政書士からも質問を受けますが、現在のところ、HACCPに関する国の資格はありません。すべて民間資格となっています。


どの資格を選ぶかは、本人次第ですが、どの資格にしても、HACCPの基本的な知識と技能は身につけていると思われます。


HACCPコンサルタントに関する資格はいくつかありますが、これといった国家資格があるわけでもなく、資格がないからHACCPを教えてはいけない、というものでもありません。要はHACCPの知識があれば、特定の資格がなくてもコンサルタントやアドバイザー、コーディネーターになれます。


とはいえ、資格があれば、それが、HACCPの知識を有している、という証明になり、コンサルタントを選ぶ一つの目安になります。


HACCP導入に関してサポートをする際に重要となるのは、HACCPの基本的な知識とそれに対する応用力、あとは、コンサルタント自身の経験や人柄による部分で大きく左右されます。

2.HACCPコーディネーターとは?


HACCP関係の資格の中でも、HACCPコーディネーターというのがあります。日本HACCPトレーニングセンター(JHTC)という団体が認定しているコーディネーターです。

HACCP導入時のコーディネートを行うことを目的に育成されています。

HACCPコーディネーターは、HACCPの基礎知識だけでなく、実際にハザード分析なども実習として行い、どのように進めていくのかといったことも学習します。また、コーディネーター認定後も、フォローアップ研修など、常に新しい情報に接することができるよう、サポート体制も整った団体です。


コーディネーターとして、飲食店や工場など、これからHACCPを導入しようとする会社へのアドバイスや導入支援をすることができます。また、大きな工場などであれば、社員のうち数名がHACCPコーディネーターとなり、自社で推進している、というケースもあるようです。

3.HACCPコーディネーターだけでは終わらない、飲食店向けHACCP

HACCPコーディネーターは、国際基準であるコーデックスのHACCPを学びます。HACCPの基本中の基本からやるわけですが、今後導入が進んでいく飲食店向けのHACCPについては、また少し違った視点も必要です。もちろん、HACCPの基本的な部分は同じですが、飲食店は、食品工場とは違うため、応用する必要があります。


HACCPが普及している欧米では、すでに飲食店でもHACCPが導入されていて、飲食店向けのHACCPというのがあります。リテールハサップと呼ばれるもので、これに関しては、日本国内で学べる機会はごく限られています。

HACCPの基本だけではなく、飲食店向けHACCPを学んだりして、HACCPコーディネーターはいろいろと情報収集を続ける必要があります。

4.まとめ


HACCPに関する資格は、民間資格です。資格がなくてもHACCPのアドバイスや導入支援はすることが可能ですが、資格があることで、HACCP知識の目安にもなります。


また、HACCPコーディネーター資格だけでなく、他の資格と連動することで、よりよいアドバイスをもらえることもあります。


HACCP導入に迷ったら、HACCPコーディネーターを探してみて下さい。

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